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個別購入 名古屋片山能

カテゴリー その他

公演時期 2021/01/16

地域 中部

キャスト
➀片山九郎右衛門/➁能「経正」:分林道治(シテ)・宝生欣哉(ワキ)・竹市学(笛)・後藤嘉津幸(小鼓)・河村眞之介(大鼓)・青木道喜(地謡)ほか/➂能「巻絹」:片山九郎右衛門(シテ)・宝生欣哉(ワキ)・野村又三郎(間狂言)・竹市学(笛)・後藤嘉津幸(小鼓)・河村眞之介(大鼓)・加藤洋輝(太鼓)・武田邦弘(地謡)ほか

スタッフ
公益財団法人片山家能楽・京舞保存財団


あらすじ

➀片山九郎右衛門が能にかける思いを伝えるドキュメンタリー
➁能「経正」           
源平の合戦で戦死した平経正の追悼のため、経正と親しかった仁和寺門跡・守覚法親王のもとで法要が営まれることとなった。仏前には経正が生前愛用した琵琶の名器『青山せいざん』が置かれ、法親王の弟子・行慶僧都(ワキ)らが一心に冥福を祈っていると、灯火の影に経正の霊(シテ)が姿をあらわす。しかし行慶が顔を上げると、霊は再び消えてゆき、声だけが聞こえてくるのであった。僧たちは音楽を愛した経正のために管絃を手向け、経正もまた、人には見えぬ姿ながら、青山の琵琶を弾きはじめる。ひとときの夜遊に心慰める経正であったが、そのとき俄かに苦しみだし、再び灯火のもとに姿を現した。経正は修羅の苦患に苛まれつつも、自らの姿の見えることを恥じ、灯火の中に飛び込んでしまう。吹き消された灯火の暗闇の中に、経正の霊は消えてしまうのだった。
     
➂能「巻絹」         
勅命によって熊野本宮へ絹を運んでいた都の男(ツレ)は、本宮に到着後、境内に祀られていた音無天神へと真っ先に参詣し、心中で和歌を詠み神に捧げる。その後、彼は絹を届けに向かうが、期日は既に過ぎた後であった。勅使(ワキ)が懲罰として男を縛り上げていると、そこへ神憑りになった巫女(シテ)が現れ、神は男の歌を納受したのだからその男を赦せと言う。神託を疑う勅使に対し、巫女は男に歌の上句を詠ませた上で自らその下句を言い当てて見せ、神託の正しさを証明して男を赦させる。巫女は、口に出さずとも心に念じれば神はそれを納受するのだと述べると、神仏の道を体現する和歌の徳を讃えて舞う。やがて、巫女は神の帰還を願うべく神楽を奉納するが、かえって熊野の神々が次々と彼女に憑依し、彼女は再び神憑りとなって激しく狂い舞うのだった。

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