アーティスト・小栗剛が造り出す「ストーリー」を体感提供するアートユニットです。
2010年3月始動。演劇公演を主な活動内容として参りました。
キコの主な商品は「物語」です。
演劇公演、映像、ライブ、写真、ワークショップなど各種パフォーマンスを通して(手段を選ばず)「ストーリー」を提供します。
キコ作品の体験者にはこの三つの感覚をお約束します。
「鳥肌がたつ」「清らかな気分になる」「恋がしたくなる」
可愛い恋に溢れた社会にします。
世界を治癒するぞ、と本気で思っている若干クレイジーなアートユニット。
これを「キコ/qui-co.」と呼びます。
アーティスト・小栗剛が造り出す「ストーリー」を体感提供するアートユニットです。
2010年3月始動。演劇公演を主な活動内容として参りました。
キコの主な商品は「物語」です。
演劇公演、映像、ライブ、写真、ワークショップなど各種パフォーマンスを通して(手段を選ばず)「ストーリー」を提供します。
キコ作品の体験者にはこの三つの感覚をお約束します。
「鳥肌がたつ」「清らかな気分になる」「恋がしたくなる」
可愛い恋に溢れた社会にします。
世界を治癒するぞ、と本気で思っている若干クレイジーなアートユニット。
これを「キコ/qui-co.」と呼びます。
鉄とリボン
キコ/qui-co.
(0)
「Water」(3rd sta...
キコ/qui-co.
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神の左手:coda
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デッドストック・トーキョー
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平日の天使、その他の短編
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キコ/qui-co.
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春の海。暖かな島。地図に無い町「はなよめのまち」。
大きすぎる神社の隣には製紙工場がある。
煙突から放たれる白い湯気は海岸からでも見える。
誰かの庭に少女たちが集まり、この春一番の冒険を企てる。
「下弦の月夜。『はなよめ』に会いに行こう。」
土手を横道に逸れ、見返り柳を目印に五十間坂を下りると、
そこに遊郭はあった。
茶屋が軒を連ねた先には小さな遊園地や劇場さえある。
夜が近づく頃、女たちは生命活動を始める。街角のどこかで誰かが歌を唄う。
その声を合図に街の灯が燈ると、夕映えの蒼い空の下、
破裂しそうな活気が茶屋の裏路地にまで満ちていく。
この町の特産品こそ『はなよめ』。
「アルカの祭」と呼ばれる祝祭は唐突に行われる。
祭りの日、誰かが『はなよめ』を連れて行く。
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最後の日は、幻想のようでした。
わたしたちが逃げる田んぼのあぜ道は、水が張られてキラキラ。
裸足がどろ水を蹴り上げました。
乱視の視界が滲んだ向こうに捉えたものは、
誰もいない道に置かれたグランドピアノ。
ねえ。
わたしが弾かなくても勝手に鳴るから。
おもいだしてね。
わたしを。
うたうあなたのこえは。
だいすき。
さよなら、
アルカ。
キコ旗揚げ作品「はなよめのまち」をベースに、
「幻想」のテーマのもとまったくの新作へとリ・ボーン!
会話劇のスリルと音楽生演奏のギグ!
総勢21名のキャストによる幸福のクラップアンドステップ!
先の読めないキレキレのストーリーテリング!
ふりそそぎ、結びつき、破裂する「ことば」のマジック!
そして立ち上るのは美しい遊郭世界。可愛い残酷世界。懐かしい生命世界。
現実の体のままご来場ください。浮世に宝物を探す冒険をしましょう。
さあ、幻想はどこにある?
キコ/qui-co.が贈るファンタジー音楽劇。
「鉄とリボン」
佐藤健士(キコ/qui-co.)/東澤有香(キコ/qui-co.)/藤原薫(十七戦地)/川上憲心(劇団風情)/菅野貴夫/柘植裕士/林愛子/家田三成/相馬有紀実(CES)/北川義彦(十七戦地)/岩崎あゆみ(劇団フェリーちゃん)/田中祐理子/伊井ひとみ/熊野ふみ/金澤卓哉/佐藤鈴奈/吉田能(あやめ十八番)/小野雄大(うたたね)/西村亮哉(LOW HIGH WHO?)/エリカ(BLASH)/ハマカワフミエ
脚本・演出:小栗剛(キコ/qui-co.)/演出助手チーフ:渡邉祐太/演出助手:中神芽依・田野友里恵・金子晴菜・依田玲奈・安田明由/舞台監督:吉倉優喜/照明:小林愛子(Fantasista?ish.)/音響:杉山碧(La Sens)/舞台美術:平山正太郎(Centreline Associates)/美術助手:今井祥子/衣装:松島千晃/スチール:阿萬芽衣/音楽監督:吉田能(あやめ十八番)/オープニング曲:「うつくしいもの」by小野雄大(うたたね)/メインテーマ曲:「さよならアルカ」byエリカ(BLASH)/映像:田巻正典/カレー:茄子おやじ(下北沢)/制作:サリバン・レコード/協力:フォセット・コンシェルジュ・CES・MOTION GARALLEY・阿佐ヶ谷アートストリート・武蔵野市・杉並区・朝日文化財団・ポルトガル大使館
キコ/qui-co.
ファンタジー ドラマ コメディ
キコ/qui-co.とBLASHが「芝居 × 歌」で新たにつむぐ「銀河鉄道の夜」=「Water」。三度目の上演!!!
ライブハウスで上演されるキコ版「銀河鉄道の夜」です。
原作では嫌われ者のザネリが、おなじみジョバンニとカムパネルラを追って時間の旅を繰り広げます。原作を大胆に豪快にアレンジした問題作は、過去二度の上演でも大好評をいただきました。
(前回はチケット受付開始から一晩でソールドアウト!)
さらにパワーアップして、ピカピカに磨いて、キレキレにして3度目の上演です。
「銀河鉄道の夜」が好きな方も知らない方も、演劇が好きな方も音楽が好きな方も、何もかも嫌いな方も、みんなで楽しめる作品です。どうして「銀河鉄道」が「Water」というタイトルになっているのか、そんなところも楽しんでもらえると嬉しいです。
夏です。
子供がはしゃぐ季節です。
暑いでしょうけど、一緒に遊びましょう。
客席に座ったまま、踊れます。
黙ったままでも、唄えます。
心がそんな感じになっちゃうから。
そんな演劇を用意して、
三軒茶屋グレープフルーツムーンで、待ってます!
「Watar」についての端書
本作品は2016年夏、石巻iroriで行われたイベント「R」vol.12 に参加する形で作られました。その際は石巻在住の、あるいは石巻に関わりのあるアーティストと共にこの物語を紡ぎました。
石巻を流れる北上川を背景に、石巻の真っ暗な夜と銀河に祈りを込めた作品です。
それまでも幾度か石巻ではキコ作品をやらせて頂いておりましたが、照れくさい事を言いますと、ここまで明確に石巻に捧げた作品は初めてでした。石巻のお客さんに熱く受け止めてもらえた「Water」は私たちにとっても特別な作品になりました。あの夜、中学一年生の女の子にもらったお手紙と涙と笑顔は私たちにとってとても大切な宝物です。
稽古や記録を観た方々から東京でも上演しろよ!というリクエストに応えた形で上演したのが2017年2月。「Watar」は冬の東京バージョンとしてリライトしました。もともとは石巻に捧げたものです。これを東京でやるにはどうすればよいかと散々思案しました。
思案の結果、キコとBLASH双方の「芝居」と「歌」がぶつかりあうシンプルな「演劇」が生まれました。
この企画以前から、キコもBLASHもいろいろな思いで、形で、石巻で作品をドロップしてきました。震災の傷跡がくっきりと残る石巻の街で。かたや演劇を。かたや歌を。被災の当事者ではない我々がこの街で作品をプレイすることへの疑念や不安は多くありました。だけど、プレイしたかった。上演したかった(=play)。遊びたかった(=play)。祈りたかった(=pray)。
それは難しいことだと、私は思います。
それは難しいです。
その難しいことを、できる!と確信を与えてくれたのが、宮澤賢治「銀河鉄道の夜」と、BLASHの楽曲「アルベルベロの木」です。
百年でも千年でも生きていく木と、その上空の銀河を見上げる時の感覚。星にも愛と言う感情があるとして、私たちの愛のなんと幼稚なことか。私たちはせいぜい百年も生きられない。そんな私たちの拙い生を、神さまに内緒で神話にしてしまえたら楽しい。少しザマミロです。もしもそれがほんとにできてしまう秘密の呪文が存在するとしたら?
「アルベルベロの木」を聴いた時に思いついたのは、いたずらです。
無慈悲で無責任な神さまへのいたずらです。内緒で勝手に私たちの神話を作ってしまえ。
この歌と共にある「Water」という物語は、演劇という形を借りた祈りなのだと思います。
人々の手を合わせ、祈る一秒の積み重ねで永い年月をかけて作られる物語を神話と呼びます。私たちの短い祈りからできた物語が不恰好な神話だったら、可愛がってください。
祈りは続きます。
おそらくは皆さんの知らないジョバンニとカムパネルラがおります。嫌われ者のザネリも一緒におります。
彼らと一緒に旅をしてほしいです。
ザネリにいじわるをされてしまうかもしれませんが。
その旅の中で、あなたの一秒をこの神話に書き込んでもらえたらいいなぁと、そんなロマンチックでお待ちしております。
キコ/qui-co. 小栗剛
藤原薫(十七戦地)/佐藤健士(キコ/qui-co.)/東澤有香(キコ/qui-co.)/小栗剛(キコ/qui-co.)/えりか(BLASH/エチカ)/しんや(BLASH)
作・演出:小栗剛(キコ/qui-co.)/演出助手:神近梨子/照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)/当日制作:黒田哲平(voyantroupe)/フライヤーモデル:minori(from Ishinomaki)/フライヤーカメラマン:YuShimawaki(from Ishinomaki)/映像作成及び撮影:田巻正典/制作:サリバン・レコード
キコ/qui-co.
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【intro】
関東近郊の科学研究学園都市。老舗の葬儀社。
人の死をメシの食い種にする男達のハードボイルドな日常。
今日も黒いスーツを身にまとい、改造クラウンを運転してご遺体を運ぶ。
ご遺族代表の挨拶がやばかった。
気丈な婆さんが別れの際で只の少女になっちまって。その慟哭にもらい泣き。
「葬儀屋が泣くんじゃねぇ」
裏の業者用の喫煙所で社長にぶん殴られた。黒いネクタイを緩めて煙草をふかす。
事務所に戻ったのは22時。同僚のあの娘がまだ残業してた。少し喋った。
やわらかに透る彼女の声。内容なんて聞こえちゃいない。
そこに突如として鳴り響く黒電話のベル。
ひっきりなしに舞い込む葬儀の依頼。死亡者は全員、男。
街の男たちが原因不明の死の波に飲み込まれていく。
そして俺たちは、
壮絶な愛の運命と対峙する。
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何の変哲もないくせに、他に類を見ないロッキンブルーズ会話劇。
衝撃的です。
何が衝撃的なのか自分たちでもよくわからないままですが、衝撃の作り方は知っています。衝撃的な演劇で、ふんづまった世界を救いたい。そんな所存です。
佐藤健士(キコ/qui-co.)/東澤有香(キコ/qui-co.)/百花亜希(DULL-COLOREDPOP)/鶴町憲/川上憲心/春名風花(プロダクション・エース)/家田三成/川船敏伸/太田旭紀/山田奈々子(ECHOES)/小栗剛(キコ/qui-co.)
作・演出:小栗剛(キコ/qui-co.)/演出助手:渡辺祐太・宮藤仁奈/舞台監督:吉倉優喜/照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)/音響:杉山碧(La Sens)/舞台美術:平山正太郎(Centreline Associates)/当日制作:黒田哲平(voyantroupe)/メインテーマ曲:「Lyra」byエリカ(エチカ/BLASH)/スチール:阿萬芽衣/映像作成及び撮影:田巻正典/制作:サリバン・レコード
キコ/qui-co.
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繋がりの快感。四つの物語。恋の温度は限界発火点!!
華の都を火炙りにする痛快重喜劇!
◆第一話「その夜の妻」
…門前仲町。夫は国家の機密機関に勤める。ある日。絶対に不倫しない筈の妻への疑惑が浮かび上がる。それもその筈、彼女は罪を犯さないよう遺伝子をデザインされたヒューマノイドなのだ。平穏な日々に降って湧いた不倫劇に夫は嫉妬しやがてそれまでにない興奮を覚える。廃品回収という名の別れの日が近づくその最中、夫は「くしび」と呼ばれる完璧な機密情報の存在を知る。
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…SF版スタンドバイミー。ディストピアと化したトーキョー、御茶ノ水。コードネームで呼び合う少年たちは皆おじさんの姿をしているがそれは遺伝子操作に失敗した不良在庫(デッドストック)であるため。スタージョンは仲間たちとトーキョーからの脱出を企てる。
◆第三話「東京物語」
…現代。オリンピックに湧く東京、堀切。原嶋翔平はピザ屋を偽装した運び屋で「ヤバいブツ」を専門に扱う。ある日シングルマザー
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◆第四話「twilight valkyries」
…公演初日まで完全シークレット。
…「デッド・ストック・トーキョー」は、
時代も人物も作風さえまったく異なる四つの物語がバッチバチに繋がる「快感」演劇!
演じまするはアタシら、人呼んで「キコ」と発しやす。
スワヒリの言葉で「殺す」と「華」の意味を持つこの集団。
虚実も憂さもてやんでい。晴らすどころかブち殺してさしあげやす。
よってらっしゃい見てらっしゃい。
鬼も狐もロンドする痛快重喜劇、その名は「デッドストック・トーキョー」!!!!!
佐藤健士(qui-co.)/東澤有香(qui-co.)/小口ふみか/音野暁(ロデオ★座★ヘヴン)/神近梨子/北川義彦(十七戦地)/喜田よつ葉(演劇プロジェクトroute.©)/相馬有紀実/柘植裕士/外村道子(ECHOES)/都倉有加/濱崎元気(鳩とグリーンピース)/森田陽祐/小栗剛(qui-co.)
脚本・演出・構成:小栗剛(キコ:qui-co.)/演出サポート:小原佳子・佐々木沙也香・宮藤仁奈/舞台監督:新直人(saltyrock/零’sRecord)/照明:松本永(eimatsumotoCo.Ltd. )/音響デザイン:角丸碧/音響オペレーション:角丸雄亮(DISCOLORCompany)/衣装:藤田友(第四話「twilightvalkyries」にて)/宣伝美術:yaino-valzarica(サリバン・レコード)/当日運営:杉山純じ(しむじゃっく)/企画・製作:デッドストック・トーキョー製作委員会
キコ/qui-co.
「 天使は、平日に現れない。」
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割れて尖って傷ついて、滲んだ指先の朱い色が、天使が人を抱きしめる温度なのです。
もしいつか天使があなたのテーブルに現れたとしても、
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佐藤健士(キコ/qui-co.)/東澤有香/川上憲心(劇団川上風情)/春名風花/鶴町憲(InnocentSphere)/金子侑加(あやめ十八番)/百花亜希(DULL-COLORED POP)/渕上夏帆/日比野線(FunIQ、劇団半開き)/今駒ちひろ/山田奈々子(ECHOES)/小栗剛(キコ/qui-co.)
脚本・演出:小栗剛
演出助手:今駒ちひろ/照明:中佐真梨香(空間企画)/照明オペ:門前竣也/音響:三品万麻紗 (慶應義塾大学)/楽曲提供:エリカ(エチカ、BLASH)/音楽監修:吉田能(花掘レ)/スチール撮影:阿萬芽衣/フライヤーモデル:山田奈々子/当日制作:黒田哲平(Voyantroupe)/企画:作戦会議、キコ/qui-co.、伊藤留奈/制作・フライヤーデザイン:佐藤有限会社
JASRAC許諾番号:
9015824001Y43136
NexTone許諾番号:
ID000002082