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無料 奪われた手紙~福岡民間検閲局~

カテゴリー

公演時期 2015/08/04

地域 九州

キャスト
劇団ショーマンシップ 大塚ムネト/上田裕子/杉山英美

スタッフ
脚本:生田晃二・大塚ムネト 演出:大塚ムネト(ギンギラ太陽’s)・仲谷一志(劇団ショーマンシップ) 音楽:山浦弘志/舞台美術:市岡洋(ジャンクランド)/照明:黒江昭治(黒江舞台照明)/被り物デザイン製作:大塚ムネト(ギンギラ太陽’s)


あらすじ

1945年。敗戦後、博多の街に戻ってきた長門栄治郎は、新聞に載っていた欧文タイプライター 募集の広告を見て応募することに。
英語の試験を受け、無事に採用されるがその職場はGHQが設置した民間検閲局だった。
そこでは、本、新聞、ラジオ、そして個人の手紙までが検閲にかけられ、GHQにとって不都合な 内容があった場合、発行停止や処分を行う事が仕事だった。

以前は敵だと思い込んでいた米軍の下で、手紙を検閲するという仕事に罪悪感を感じながらも、 生活の為に仕事を続ける栄治郎。
自らの境遇に自問自答を繰り返す栄治郎は、やがて検閲によって削除された言葉や手紙達に 追いつめられるような夢を見るようになる。

世間の価値観が大きく変わっていく中、検閲によって奪われた手紙を、せめてその思いだけでも 届けたいと考えるようになる栄治郎。
そんな中、夢の中にかつての搭乗機であった零戦が、人格を持って現れる。

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