yataPro

■ yataProとは？■
2000年当時、キャラメルボックスに所属していた近江谷太朗が2006年までの7年間、毎年1作品のペースで“プレイメイト”として『仕事帰りで疲れていても楽しめる大人のコメディー』を目指して作品創りに取り組み、好評を博しました。そして、2016年、50歳のチャレンジとして、東日本大震災のとき、役者として何もできなかった歯がゆさを思い出し、震災に限らず大切なものを失って、へこたれてる人が少しでも元気になれるような、希望を持つきっかけになるような作品を作れないものかと一大決心をして、
近江谷太朗プロデュース→“yataPro(ヤタプロ)"として活動を開始しました。

■ yataPro vol.1「世界を繋ぐ方法」■
10年ぶりにプロデュース公演を行うきっかけともなった、舞台「ミルフィーユ」(被災した岩手の漁師さんとその家族のお話)の作・演出の笹峯愛さんを迎え、大切なものを失い、傷つきながらも希望を捨てずにもがく男と女を時に可笑しく時に切なく描いていただきました。
出演者は20世紀最後の正統派アイドルと呼ばれ、その後、「ショムニ」にて個性派女優に転身して数々のドラマ、舞台と活躍する高橋由美子さん！そして、演劇集団キャラメルボックスの中心メンバーであり、数々の実力派劇団にも客演を重ねる大内厚雄！そして、近江谷太朗の３人たけで濃密な劇空間を創り出しました。
2015年の夏にオープンしたばかりの定員80名ほどの「アトリエファンファーレ高円寺」で2016年11月30日(月)から12月11日(日)まで12日間17ステージで1123名の動員を達成いたしました。

■ yataPro vol.2「エール！」■
作・演出に劇団東京フェスティバルのきたむらけんじ氏を迎え、取材に基づいたリアリティ溢れる避難所での日常を描いていただきました。個性あふれる出演者は、ピンクの電話の竹内都子さんやミュージカルからストレートプレイまで大活躍の今拓哉さん、小劇場黄金期に大活躍していた実力派が勢揃い…樋渡真司さん、西牟田恵さん、藤井びんさん、身体能力の凄さはもちろん才能あふれる一色洋平、キャラメルボックス期待のヒロイン木村玲衣、そして、まだまだ進化の途中と信じて立ち上がった近江谷太朗。
中野のテアトルBONBONで2017年9月9日(土)から18(月)まで10日間16ステージで1251名の動員を達成。また、チャリティーイベントを行い東日本大震災ふくしまこども寄付金に102500円の寄付をいたしました。