主宰の山田佳奈がレコード会社のプロモーターを経て、2010年に立ち上げた劇団。
ライフスタイルが自由化された現代社会においてのコミュニケ―ション欠如や、大人になりきれない年齢不相応な自我に対して葛藤する人間を描く。
デリバリーヘルスを舞台に人間の生への欲求や期待、絶望や喪失などを描いた第六回本公演「タイトル、拒絶」では、サンモールスタジオの2013年最優秀演出賞を受賞。人間関係の希薄さや、他人への干渉を避ける風潮から生じた実際の事件を起点に物語が構想された第八回本公演「荒川、神キラーチューン」では、演劇ポータルサイト「CoRich 舞台芸術まつり!2014」でグランプリ、2014年度サンモールスタジオ最優秀団体賞受賞。
また、音楽フェスを模したスタイルの演劇イベント「鬼(ハイパー)FES.」を企画・主催。劇場に複数のステージを設け、総勢20団体以上の演劇団体による作品上演を行う。
主宰の山田佳奈がレコード会社のプロモーターを経て、2010年に立ち上げた劇団。
ライフスタイルが自由化された現代社会においてのコミュニケ―ション欠如や、大人になりきれない年齢不相応な自我に対して葛藤する人間を描く。
デリバリーヘルスを舞台に人間の生への欲求や期待、絶望や喪失などを描いた第六回本公演「タイトル、拒絶」では、サンモールスタジオの2013年最優秀演出賞を受賞。人間関係の希薄さや、他人への干渉を避ける風潮から生じた実際の事件を起点に物語が構想された第八回本公演「荒川、神キラーチューン」では、演劇ポータルサイト「CoRich 舞台芸術まつり!2014」でグランプリ、2014年度サンモールスタジオ最優秀団体賞受賞。
また、音楽フェスを模したスタイルの演劇イベント「鬼(ハイパー)FES.」を企画・主催。劇場に複数のステージを設け、総勢20団体以上の演劇団体による作品上演を行う。
第十回本公演「鳥取イヴサンローラン」
□字ック
(0)
第八回本公演「荒川、神キラーチ...
□字ック
(0)
□字ック
場末のスナックはイヴサンローラン、イヴサンローランの香水が好きなママがつけた。
鳥取から上京してきた女は、ここで働くどの女も好きではないし、足を運ぶどの男もだらしないと思う。
というか、むしろ全員馬鹿だと思う。結局のところ媚びる女もヘラヘラ自慢げな男もどいつもこいつも寂しがりで、
今日もこの店はニブい光を放ってる。
「でも、私も同じ馬鹿女。せいぜい稼げよ自尊心」
今作はスナックを舞台に女の優越感、僻み、嫉妬、それと愛渦巻く闘争が交差。
でも結局は、東京の男に鳥取の女が負ける話。
お遊ばしませ、寂しいあなた。
堂本佳世/日高ボブ美(□字ック)/山田佳奈(□字ック)/遠藤留奈(THE SHAMPOO HAT)/圓谷健太/小川夏鈴(東京ジャンクZ)/小林春世(演劇集団キャラメルボックス)/鈴木理学(とくお組)/那木慧/水野小論(ナイロン100℃)/山田ジェームス武
舞台監督:佐藤秀憲(ステージメイツ)
照明:大津裕美子(コローレ)/音響:角田里枝/宣伝美術:大須賀裕美/舞台写真:大滝央子/Web:サイトウ/QPOD:金田慎平/楽曲提供:THE BOHEMIANS/演出助手:川村知也、鈴山紗丘、そのださえ/制作:宮原真理/当日制作:新居朋子/協力:演劇集団キャラメルボックス、THE SHAMPOO HAT、東京ジャンクZ、とくお組、ナイロン100℃、キューブ、クリオネ、ダックスープ、ネクストサティスファクション、ノックス、藤賀事務所、MIMIC/企画製作:□字ック
□字ック
わたしの家の近くにはドブみたいな川が流れていて、
歌をうたうには最高な場所だったわけで。
雑念も苛立ちもぜんぶ石を投げるみたいにぶちまけてやってた。
でも、なーんか変わっちゃったんだよ。あの子のせいで。
殺されたり殺したりしてから気付くなんて馬鹿みたいじゃんね。
いつだって人間は感情をもっているのだから。あなたもわたしも。
事件なんて、いま、
あんたの目の前にある些細な事情による甘えの果てじゃんか。
それを止めたきゃ頭を撫でろ。抱きしめて謝れ。
謝罪しろ、贖罪して土下座しろ。
こっちはキラーチューン歌い終わったら、許すから。
ねえ。先生、マイク握って離さないなら、頭カチ割るよ?
「CoRich 舞台芸術まつり!2014」でグランプリ、2014年度サンモールスタジオ最優秀団体賞受賞した□字ック代表作。
※こちらは初演版になります。
小野寺ずる/日高ボブ美/山田佳奈(以上、□字ック)/円山チカ/浅野康之(劇団鹿殺し)/浅見紘至(デス電所)/大森茉利子(あやめ十八番)/篠原彩/堂本佳世/増岡裕子(文学座/江古田のガールズ)/三上晃司/吉留明日香/レベッカ
舞台監督:佐藤秀憲(ステージメイツ)/照明:大津裕美子(コローレ)/音響:ナガセナイフ/演出助手:石川葉月、大山あず紗/宣伝美術:大須賀裕美/宣伝・舞台写真:Pinco/フライヤーモデル:後藤ユウミ/宣伝・舞台美術ディレクション:山田佳奈/Web:サイトウ/QPOD:金田慎平/制作:宮原真理/当日制作:横井佑輔(犬と串)/協力:江古田のガールズ、劇団鹿殺し、デス電所、文学座、(株)クリオネ/企画製作:□字ック
第十二回本公演「滅びの国」
□字ック
第十四回本公演「タイトル、拒絶」再演
□字ック
第十三回本公演「掬う」
□字ック
第十一回本公演「荒川、神キラーチューン」再演
□字ック
販売中
□字ック
ドラマ
“団地”に住む主婦は、別の女にのめり込んだ旦那の帰りを待ちきれず、部屋に若い男を呼び、その場限りの関係を結ぶ。
若い男は主婦を柔らかく抱きとめると、耳元で「愛している」と言う。それがリップサービスだということは分かっている。
だが主婦はその日から、その若い男のことばかりを考えるようになってしまう。
彼が住むのは“シェアハウス”。その場限りの慣れ合いを良しとし、蜜を舐め合うような環境。
わたしが居る場所が滅びなのか、それとも彼のいる場所が滅びなのか。
「真っ暗なトンネルの中にいるみたいに空っぽだ。わたしもあの彼も」
団地とシェアハウス。時代を象徴するコミュニティーに居住する男女ふたりの孤独を描く。
誰でもいいから、最低なあんたでもいいから、わたしのこの渇きを満たしてほしい—。
吉本菜穂子/三津谷亮/小野寺ずる/日高ボブ美/山田佳奈/大竹ココ/Q本かよ/滑川喬樹(以上、□字ック)/大鶴美仁音/小林竜樹/冨森ジャスティン/水野駿太朗/東谷英人(DULL-COLORED POP)/キムラサトル/ホリユウキ(犬と串)/オクイシュージ/黒沢あすか/柏崎絵美子/倉冨尚人/近藤洋扶/三丈ゆき/JUMPEI/照井健仁/難波なう/橋本つむぎ
脚本・演出:山田佳奈/舞台監督:土居歩/舞台美術デザイン : 乘峯雅寛/照明 : 大津裕美子(コローレ)/音響:角田里枝(Paddy Field)/映像:松澤延拓/映像助手: 堀田創、松尾佑一郎/ステージング:大石めぐみ/音楽:西山宏幸、中尾孝/衣装:田中迅人/演出助手:川村知也、金子瑞穂、野村春香/宣伝美術:大須賀裕美/宣伝ヘアメイク:小川智子/宣伝・舞台写真:大滝央子/WEB:Q本かよ/制作:宮原真理、新居朋子/当日運営:横井佑輔、河野理絵/企画製作:□字ック
販売中
□字ック
ドラマ
雑居ビルの4階に位置したデリヘルで、さまざまな女性が肩を寄せ合って客待ちをしている。その部屋に、雑用係の女性・カノウはトイレットペーパーを買い出しに行って帰ってくる。彼女は体験入店で店に来たものの、いざ行為の段階になって怖気づいてホテルの外に助けを求めて逃げ出した。当然騒ぎになったのだが、そんな彼女を店側は雑用係として店側は雇うことにしたのだ。カノウは店で一番人気のマヒルを見て、小学生のころにクラス会でやった『カチカチ山』を思い出す。みんなかわいらしいウサギにばかり夢中になる。嫌われ者のタヌキになんて目もくれないのに。
「私の人生に、タイトルなんて必要でしょうか?」
木竜麻生/小島梨里杏/川添野愛/鈴木たまよ/樹麗/田野優花/宮崎秋人/池田良/後藤剛範/信川清順/早織/安藤聖/美保純
脚本・演出:山田佳奈/舞台監督:土居歩/舞台美術:土岐研一/照明:松本大介/音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)、泉田雄太/映像:松澤延拓/ステージング:大石めぐみ/音楽:入江陽/演出助手:矢本翼子/衣装:中島エリカ/宣伝美術:デザイン太陽と雲/宣伝ヘアメイク:小川智子/宣伝写真:大滝央子/制作:今村圭佑(NAPPOS UNITED)、阿部りん(NAPPOS UNITED)/プロデューサー:仲村和生/企画・製作:ロ字ック、NAPPOS UNITED
販売中
□字ック
ドラマ
30代半ばのミズエには余命幾ばくかの父がいる。父が余命宣告を受けてからと言うもの、ミズエのもとに母からの常軌を逸したメールが連日届く。しかも兄の嫁は母との折り合いが悪く、母に執拗に攻撃されているとミズエに相談してきている。正直言うと、ミズエは辟易としていた。何を言っても母には伝わらないだろうし、ミズエは義姉のことも受け止めきれずにいる。ミズエは孤独を感じていた。だからどっちつかずの関係を持ってしまった男に連絡をする。だが、彼は自分のことなんて興味ないのだとミズエは知っている。それは離婚を話し合っている旦那もそうだ。旦那はミズエが不在の際に、家に知らない女を同情心から宿泊させ体の関係を持った。ミズエはそれが許せなかった。とある家族、余命幾ばくかの父。その娘であるミズエが、女3人の奇妙な共同生活を通して他者を許すまでの過程を描く。
「わたしたちは当たり前に他人を傷つけることができる。それをどこで許すか、それが大人になることだ」
佐津川愛美/山下リオ/馬渕英里何/日高ボブ美/水野駿太朗 大竹ココ(以上、□字ック)/東野絢香/大村わたる(柿喰う客/青年団)/古山憲太郎(モダンスイマーズ)/中田春介/千葉雅子(猫のホテル)
脚本・演出:山田佳奈/舞台監督:土居歩/舞台美術:土岐研一/照明:松本大介/音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)/音響操作:泉田雄太/映像:松澤延拓/演出助手:矢本翼子、ヒノ影アラン、山本和穂/音楽:長谷川賢司/衣装:中島エリカ/宣伝美術:大須賀裕美/キャスティング協力:ボダパカ/宣伝ヘアメイク:小川智子/宣伝写真:大滝央子/宣伝写真協力:Studio Garden Quartz/票券・制作部:ミモザ/制作(大阪公演):若旦那家康/制作助手:永井沙耶佳/制作:宮原真理/助成:芸術文化振興基金/主催・企画製作:□字ック/協力:エンパシィ、クィーンビー、ザズウ、スターダストプロモーション、トライストーン・エンタテイメント、ブレス、ホリプロ、柿喰う客、青年団、猫のホテル、松本デザイン室、モダンスイマーズ、創作ユニット ヤマアラシ、ユトサトリ。
販売中
□字ック
ドラマ
わたし(渋谷ショーコ)は、現在中学の教師をしている。中学生だったとき、彼女は漫画家になりたかった。だから毎日のように漫画を描いていた。将来の夢は漫画家。でもなれなかった。
なりたかった職業に就く大人なんて、ほんの一握りだと思う。
結果わたしは、地味な大人になったが、彼女は職場恋愛を経て結婚をすることになった。教師同士の恋愛。肩身も狭く、周りの噂が耳に痛い。
ある日、自分のクラスのストーカーにあっている生徒が、体育の授業を見学しまくっていることを知る。同僚の体育教師とその生徒と話し合いを設けたのだが、驚く言葉を言われてしまう。
「じゃあ、先生はわたしが殺されそうになったら、代わりに殺されてくれますか?」
これをきっかけに、14年前、担任の先生が殺されて荒川の河川敷で発見されたこと、あの日いなくなってしまったあの子のこと、過去にフタをしていた様々なことを思い出さねばならなくなる。
現在の私と、14年前のわたし。
「ねえ、ショーコちゃん。神様ってほんとうにいるのかな?」
劇団代表作ともいえる本作に新たなストーリーを書き加え、
豪華キャストにより2016年夏、満を持しての再演決定!
町田マリー/小野寺ずる(□字ック)/日高ボブ美(□字ック)/鬼頭真也(夜ふかしの会)/石橋穂乃香/エリザベス・マリー(CHAiroiPLIN)/大塚宣幸(大阪バンガー帝国)/傳田うに/青山祥子/とみやまあゆみ/濱田真和(Superendroller)/安川まり(さいたまネクスト・シアター)/澤田育子(good morningN゜5/拙者ムニエル)/納葉/かさいみよ/鈴村悠/田島冴香(東京タンバリン)/龍野りな
脚本・演出:山田佳奈/舞台監督:土居歩/舞台美術:門馬雄太郎/照明:大津裕美子(コローレ)/音響:角田里枝/映像:浦島啓(コローレ)/ステージング:大石めぐみ/音楽:ナガセナイフ/演出助手:大山あず紗、川村知也/衣裳管理:鈴山紗丘/宣伝美術:大須賀裕美/宣伝・舞台写真:大滝央子/宣伝ヘアメイク:小川智子/WEB:小林タクシー(ZOKKY)/制作:宮原真理、新居朋子/企画製作:□字ック/協力:オフィスPSC、COME TRUE、ゴーチ・ブラザーズ、ドルチェスター、 ワタナベエンターテイメント、えうれか、大阪バンガー帝国、good morningN゜5、さいたまネクスト・シアター、拙者ムニエル、Superendroller、CHAiroiPLIN、東京タンバリン、早稲田演劇研究会/助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京(東京公演のみ)/後援:東京エフエム/主催:公益財団法人豊橋文化振興財団/協賛:こりっち株式会社/豊橋公演主催:公益財団法人豊橋文化振興財団/豊橋公演共催:豊橋市
JASRAC許諾番号:
9015824001Y43136
NexTone許諾番号:
ID000002082