元花組芝居所属の俳優、堀越涼が脚本・演出を務める演劇ユニット。
2012年、旗揚げ。
歌舞伎、能、浄瑠璃など、様々な日本の
古典芸能を基礎とし、古典のエッセンスを
盗み現代劇の中に昇華することと、
現代人の感覚で古典演劇を再構築する
ことの、両面から創作活動を行っている。
全ての作品で、日本人特有の感覚や美意識を作品作りのテーマとしている。
また、歌舞伎の下座音楽や落語の囃子に影響を受け、劇中音楽が全て生演奏であることも特徴の一つ。
を団体の命題に掲げ、本当の幸せってなんだろう?
を演劇によって模索していく。つもりです。
元花組芝居所属の俳優、堀越涼が脚本・演出を務める演劇ユニット。
2012年、旗揚げ。
歌舞伎、能、浄瑠璃など、様々な日本の
古典芸能を基礎とし、古典のエッセンスを
盗み現代劇の中に昇華することと、
現代人の感覚で古典演劇を再構築する
ことの、両面から創作活動を行っている。
全ての作品で、日本人特有の感覚や美意識を作品作りのテーマとしている。
また、歌舞伎の下座音楽や落語の囃子に影響を受け、劇中音楽が全て生演奏であることも特徴の一つ。
を団体の命題に掲げ、本当の幸せってなんだろう?
を演劇によって模索していく。つもりです。
ダズリング=デビュタント 西洋画版
あやめ十八番
(0)
ダズリング=デビュタント 日本画版
あやめ十八番
(0)
三英花 煙夕空(定点映像)
あやめ十八番
(0)
雑種 花月夜
あやめ十八番
(0)
江戸系 諏訪御寮
あやめ十八番
(0)
あやめ十八番
ミステリー・サスペンス
あやめ十八番流“似非西洋劇”
正統派の【西洋画版】
舞台は死神たちのサロン。疫病の遊戯場。
老若男女貴賎を問わず、皆平等に死を恐れ、震えて眠る田舎町。
娼婦・エミーユはダズリング侯爵夫人殺害事件の重要参考人として憲兵から尋問を受けている。
彼女は町の男たちから“教会”と呼ばれていた。エミーユは罪と性欲の捌け口として愛され、その腹に何千という男たちの秘密を孕んでいた。
彼女の口から語られるのは、生々しい貴族たちの社交界。
その言葉の端々には、町を救う起死回生の一手が潜んでいる。
しかし、愚かな憲兵は、女を殺してみたくて堪らない。
金子侑加/大森茉利子(以上、あやめ十八番)/秋葉陽司(花組芝居)/島田大翼(オペラシアターこんにゃく座)/中島美紀/石田迪子/小坂竜士/黒沢佳奈(火遊び)/山本周平/田口真太朗(Voyantroupe)/大原研二(DULL-COLREDPOP)/村上誠基/小野寺ずる(□字ック)/山下雷舞/蓮見のりこ/長藤粧子/服部容子/太田ナツキ/福井夏(柿喰う客)
舞台監督:土居歩/照明:南香織(LICHT-ER)/音響:田中亮大(PaddyField)/美術:あやめ十八番/衣装:井上昌美・有馬華穂/制作協力:大森晴香/宣伝美術:吉田能・田畑諒/写真撮影:下田直樹/パンフレットデザイン:荒川久忠/演出助手:白石ほなみ(ましかく企画)・ミヤタユーヤ/制作助手:中村月葉/企画・製作:あやめ十八番
あやめ十八番
ミステリー・サスペンス
あやめ十八番流“似非西洋劇”
倒錯の【日本画版】
舞台は死神たちのサロン。疫病の遊戯場。
老若男女貴賎を問わず、皆平等に死を恐れ、震えて眠る田舎町。
娼婦・エミーユはダズリング侯爵夫人殺害事件の重要参考人として憲兵から尋問を受けている。
彼女は町の男たちから“教会”と呼ばれていた。エミーユは罪と性欲の捌け口として愛され、その腹に何千という男たちの秘密を孕んでいた。
彼女の口から語られるのは、生々しい貴族たちの社交界。
その言葉の端々には、町を救う起死回生の一手が潜んでいる。
しかし、愚かな憲兵は、女を殺してみたくて堪らない。
金子侑加/堀越涼(以上、あやめ十八番)/秋葉陽司(花組芝居)/島田大翼(オペラシアターこんにゃく座)/中島美紀/石田迪子/小坂竜士/黒沢佳奈(火遊び)/山本周平/田口真太朗(Voyantroupe)/大原研二(DULL-COLREDPOP)/村上誠基/小野寺ずる(□字ック)/山下雷舞/蓮見のりこ/長藤粧子/服部容子/太田ナツキ/福井夏(柿喰う客)
舞台監督:土居歩/照明:南香織(LICHT-ER)/音響:田中亮大(PaddyField)/美術:あやめ十八番/衣装:井上昌美・有馬華穂/制作協力:大森晴香/宣伝美術:吉田能・田畑諒/写真撮影:下田直樹/パンフレットデザイン:荒川久忠/演出助手:白石ほなみ(ましかく企画)・ミヤタユーヤ/制作助手:中村月葉/企画・製作:あやめ十八番
あやめ十八番
ミステリー・サスペンス
骨董商・尼子鬼平は眼が見えぬ。故に、彼は惑わない。
贋作家たちの緻密な細工も、精巧な色遣いも、
尼子は見ようとしなかった。
”真贋は釉薬の下に潜んでいる”
若い尼子は既に、骨董の真理に迫っていた。
或る夜、尼子の師・織部雨左衛門が自室で殺害される。
容疑をかけられたのは、雨左衛門の妻・やゑ。妻は、犯行を認めている。
尼子は、やゑを見ようとしなかった。
一人、釉薬の下に隠された真贋を見極めようとしている。
黄昏時、尼子は事件の目撃者たちを集め、話を聞くことにした。
証言台に上がったのは、日本刀、壺、幽霊絵。
※この映像は、スタッフの個人的な記録用に撮影された定点カメラによる映像を編集したものです。
多少細部が見えづらい箇所や、台詞の聞き取りづらいシーン、また音声が一瞬途切れる箇所がございます。ご了承ください。
金子侑加(あやめ十八番)/村上誠基/小口ふみか/島田大翼(オペラシアターこんにゃく座)※東京公演のみ出演/堀越涼(あやめ十八番)※大阪公演のみ出演/《音楽》吉田能(花掘レ)
脚本・演出:堀越涼/音楽監督:吉田能/照明:南香織(LICHT-ER)/音響:田中亮大(Paddy Field)/宣伝美術:吉田能・田畑諒/演出助手:宮田裕也/制作助手:星亜沙美/企画・製作:あやめ十八番/協力(敬称略・順不同):岡山県井原市・上野桜木旧平櫛田中邸・NPO法人たいとう歴史都市研究会・一般社団法人谷中のおかって・花組芝居・花掘レ・オペラシアターこんにゃく座・LICHT-ER・Paddy Field/助成・協賛:芸術文化振興基金助成事業・應典院寺町倶楽部協力事業
あやめ十八番
【あやめ十八番 唯一のミュージカル作品
2016年度佐藤佐吉賞 最優秀作品賞受賞作!
日本で初めてかもしれない、”お団子屋さんミュージカル”】
私の家はお団子屋さんです。
返田神宮というわりと大きな神宮の参道で、小堀屋という名のお団子屋さんを営んでいます。五人家族全員で、お団子を売って暮らしています。参拝にくる、観光客の皆さんに、お団子を売って暮らしています。お父さん、お母さんが、団子を作り、出来た団子を、蜜(みつ)姉と白(ゆき)姉が丸め、私が、外で売り子をします。この辺りは、雑誌に載るような観光地ではないけれど、家族が食べていくには十分で、日々の天気に一喜一憂しながら五人、可愛く商いしています。
身内の事を褒めるのは、何だか気恥ずかしいようですが、蜜姉は、完璧です。
私と白姉は、多分生涯、この人に勝てないでしょう。
誰よりも早く仕事を始め、誰よりも遅くまで仕事をし、嫌な顔一つしない。面倒な仕事は買って出て、炊事・洗濯・お風呂掃除、何でも一人でこなしてしまう。綺麗で、賢くて、誰でも分け隔てなく優しいので、男のお客様は皆、蜜姉の虜になってしまいます。常連のお客様からよく金平糖など差し入れられ、捨てなよ。たいして美味しくないし。と言っても、折角だし、もったいないもの。とすべて平らげ、少し太ったかしらと、朝夕にジョギングまでしてしまう完璧超人なのです。白姉は、ハナから勝負にならんわ。と匙を投げ、私は、そんな蜜姉に憧れてはいるものの、どうやっても同じようには出来ないし、人それぞれの良さがある。と決めつけて、色んなことをサボっています。蜜姉は、やっぱり完璧です。
毎年、四月七日の夜。
大忙しの“お田植祭”が終わり、見頃だった桜もハラハラと散り始め、少しホッとした七日の夜。
皆で夕飯をとる元気が出て、お母さんが録画していた二時間ドラマを見始めると、蜜姉はおやすみなさいと一声かけて、二階にある自分の部屋に籠って、大きな声で泣き始めます。
ドラマで犯人が捕まるまでの、たっぷり二時間、泣き声は止みません。居間にその声が聞こえてきても、家族は誰も、蜜姉に声をかけません。かける言葉が無いのです。
蜜姉は多分、昔の事を思い出しているのでしょう。
完璧な蜜姉のたった一つの失敗が、旦那さん選びでした。
花月夜は、私の一番上のお姉ちゃん、小堀蜜のお話です。
小堀 綺(あや)
大森茉利子/金子侑加/笹木皓太/堀越涼(以上、あやめ十八番)/秋葉陽司(花組芝居)/丸川敬之(花組芝居)/井上啓子/小口ふみか/ミヤタユーヤ/清川果林/星亜沙美/藤崎朱香/内田京/島田大翼(オペラシアターこんにゃく座)/吉田能(花掘レ)
脚本・演出・作詞:堀越涼(あやめ十八番)
音楽監督・作曲・編曲:吉田能(花掘レ)/舞台監督:三富欣也/照明:南香織(LICHT-ER)、阿部将之(LICHT-ER)/音響:田中亮大(Paddy Field)/美術:あやめ十八番/当日運営:飯塚なな子/宣伝美術:吉田能(花掘レ)/写真撮影:下田直樹/パンフレットデザイン:荒川久忠/演出助手:菅原恵美・山本周平(アオイオレンジ)/制作助手:星亜沙美/主催・企画製作:あやめ十八番
あやめ十八番
諏訪さん、知らない?拝み屋。
拝み屋ってねえ・・・そうねえ。
宗教だよ、宗教。
大勢の前で、拝んでね。
今年は干支がどうたらだから、
この方角が良いとか、この水が良いって言って。
大勢引き連れて、買いに来るんだよ。
良いお客だよ。 あんな良いお客、滅多にいないね。
一万、二万の客でないもの。
両腕に、十本も水晶つけてね。
知らない?拝み屋。
そうだ、ちょっと待ってな。
ほら。この一万円札。
ね。お線香の匂いがするでしょう。
*************
CoRich舞台芸術まつり! 2014春最終選考通過、俳優賞受賞(金子侑加)作品
北沢洋(花組芝居)/美斉津恵友(花組芝居)/堀越涼(花組芝居)/笹木皓太(あんかけフラミンゴ)/大森茉利子/土佐まりな/紗弓/熊野善啓(チャリT企画)/中島美紀(ポかリン記憶舎)/金子侑加/森田萌(劇団てあとろ50’)/加藤素子(さいたまゴールド・シアター) /【音楽】吉田能(花掘レ)/十倉彩子/森村典子
脚本・演出:堀越涼/演出助手:紗弓/舞台監督:岩谷ちなつ/照明:南香織・平井奈菜子/振付協力:谷山知宏/衣装:もなみのりこ/宣伝美術:吉田能(デザイン)・田畑諒(切り絵)・加藤絵莉子(題字)/記録撮影:密本豹/PR動画:飯田裕幸/票券管理:田畑諭/当日運営:青木五百厘/企画・製作:あやめ十八番/映像撮影:東京Hi-Vision
JASRAC許諾番号:
9015824001Y43136
NexTone許諾番号:
ID000002082