自分が誰かを傷つけるくらいなら...
「もう、何も・・いらない」 人を傷つける事を避けて生きる道を選んだ僕・・。
舞台はとある男子高校。
「別にやりたい事ねぇし・・」 くしゃくしゃになった白紙の進路希望用紙をぼーっと眺める木村ひなた。
何気なく過ごし、気がつくと 3 年の春になっていた。
そんな時、親友の森田が在籍する演劇部にトラブルが発生し、ひょんなきっかけで 巻き込まれていくひなた。
しかし、誰かの為に手を差し伸べる事すら避けてきたひなたは葛藤に苦しむ。
同時に演劇部と触れ合う事で初めて「夢」という言葉と直撃し、心が揺さぶられているのも 確か・・。
誰かを傷つけるのが怖いと思っていた僕。もしかしたらこれって・・傷つくのが怖い自分なのかもしれない・・。夢という言葉と初めて向き合い始めるひなた。自分が・・
本当にやりたい事って・・夢とはなにか・・。