黒き集団は女を求め、静かに村へやってくる。
小さな村の小さな想い。
男は女を守りたかった。
男はある言い伝えを思い出す。
“猩獣あらわれるところ 厄災がおとずれる”
猿にて猿ならず 人にて人ならず
頭は猿 足手は人 体躯は変容し
人々を惑わす
厄災から逃れたくば
白花を受けし者を差し出すべし
男は自らが猩獣となり花を贈る。
女を守るために。
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2015年初演、劇中に台詞のない【wordless × 殺陣芝居シリーズ】始まりの作品。
大切な人を守るため“猩獣”となった男を主軸に巻き起こる、超攻撃型アクションステージ!
言葉は黙して殺陣で紡ぐ物語。
劇中に台詞は一切無し、wordless × 殺陣芝居 × 60分!