その女の名は女郎蜘蛛・・・
遊郭で生きた女が出会った 鏡の中の男。それはもう一つの自分の心。
その男と過去と今を行き来する中、捨てたはずの想いが溢れだす…。
「ほんの少しでいい…芯から暖めてほしいんや…」~舞台の上に現れし男と女が織りなす物語~
『女郎蜘蛛』は2013年吹田メイシアター初演、2014年兵庫県立芸術文化センター小ホール初の芝居公演として好評を博した作品。
舞台上、着物の所作で男と女を演じ分けるいしだくみ子独自の演出により、新たに創られた珠玉のオリジナル音楽とサインランゲージ・ダンス(手話をアレンジした、いしだくみ子による独創的な表現ダンス)で綴るせつない物語。