ぼくの好きな先生

劇団名 劇団enji

公演時期 2016/04/05

地域 関東

出演
千代延憲治/松山尚子/川島美衣/嶋田あや/永井博章/鈴木浩之/猪又太一/浦田昌和/橋本裕介/松田るか

スタッフ
作・演出:谷藤太/音響:井手比呂之/照明:大川貴啓/舞台美術:原田愛/舞台監督:日高拓二/イラスト:川島千草/宣伝美術:安藤慎一/チラシ写真:綿貫信孝/舞台写真:野本カレン/制作:エンジ企画/制作協力:小玉隆司(ARTE Y SOLERA)


あらすじ

中学校の教師である河合の部屋には、謎の男子中学生・馬場が住みついている。馬場は実家にも帰らず学校にも長い間行っていないらしい。河合は元同級生で婚約者の玲子の妊娠を機に引っ越しを計画していたが、断念する。それにはどうやら馬場の事が関係している風である。そんな時、部屋の本棚の中から偉人たちが現れる。夏目漱石の「坊っちゃん」、「奇跡の人」のアニ―・サリバン、「いまを生きる」のキーティング、コルチャック先生、イーハトーブの宮沢賢治…古今東西の有名な先生たちだった。それらは、自身が学生時代に関わった「いじめ」の影を引きずって教師になった河合先生の苦悩が生み出した幻想だったが、憧れの先生たちとの対話を通して、河合は自分の進むべき道を見つめ直そうとする。憧れの先生たちは、いじめにあって不登校になっているらしい馬場に心を開かせて問題に取り組み、いじめを解決しようとするが、なかなかうまくいかない。そして馬場の口から衝撃的な言葉が発せらせる。馬場と河合は、中学の同級生であり、馬場はマット蒸しにされるなどのいじめにあい自殺していた。つまり河合の部屋に住む馬場は、当時馬場がいじめれれているのに見て見ぬふりをしていた河合の罪悪感が生み出した亡霊だったのだ。そこへ馬場の父親(母親)がやってくる。「20年後の自分に手紙を書く」という市のイベントで河合が書いた手紙と絵が送られてきたという。その絵は河合を描いたものだった。
父親(母親)に心から謝罪をする河合と怜子。だが謝罪は受けても「許すことはない」と告げられた二人は自分たちの罪を背負って、これからも馬場のことを忘れず生きていこうと誓いあう。
これから少しでもいい先生、いい親になろうと決意を新たにして引っ越しの荷づくりを始める。

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